今日も夜勤の中休み。
明日からまた連続夜勤になるので、次の休日は31日。それまで声を出す事が出来ない。

今年3月のウィーン行きをようやく諦めてウィーンのM先生にレッスン中止のメールを送ってから、酒量が倍に膨れ上がった。
親戚一同が親父の入院費用等について色々言って来たが、一喝一蹴。
憂さ晴らしに、ヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」のCDを4種類、DVDを2種類、買い漁り。金額合計約4万円也( ^^) _旦~~
嗚呼、すっきりした♪♪♪
これから届くのが楽しみだわあぁ〜\(^o^)/

今日は夕方からスタジオ3時間練習。
昼過ぎに起きて、まずは3月のお教室演奏会用のバッハ「Bist du bei mir」とモーツァルト「魔笛」のパミーナのアリアの楽譜をY先生に速達で郵送。
それと、ヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」のセストのアリア5曲とセスト&コルネーリアの二重唱の楽譜を点訳依頼。
それからギャラリーカフェに行ってコーヒーを飲みながら、ヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」のクレオパトラのアリア1曲目「Non disperar」の楽譜作りをしてから、スタジオに向かった。

今日から暫くは連続勤務・連続夜勤が続くので、5日間は声が出せない。
今日は何の練習をしようか、結構迷った。
3月Y先生のお教室演奏会で歌うバッハとパミーナの他は、本当は、今年リサイタル予定のシューマンを練習しようと思って楽譜を持って行ったのだけれど、ギャラリーカフェでヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」のクレオパトラのアリア、まだ歌っていない「Non disperar」の楽譜作りをしていたら、やっぱクレオパトラを歌いたくなってしまった。
クレオパトラのアリア「Non disperar」は、実際歌ってみたらクレオパトラの他のアリア「Tu la mia stella sei」「Vennelle bella」よりも余程歌い易く、何でヘンデルのリサイタルにこっちの方を選んで歌わなかったのかあぁ〜〜!!!と、超後悔した(爆死)でもまあいいか(超苦笑)
一つ感じた事なのだが、ヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」のグラインドボーンの映像を購入してから、ヒマさえあれば毎日のようにDVDを観ているせいか、クレオパトラだけでなく、ヘンデルの「エジプトのジュリアス・シーザー」という音楽全体がもう体の中に叩き込まれているため、クレオパトラの新しいアリアを初めて譜読みしても、困難さも難しさも違和感も全く感じない。
当然私の頭の中にはダニエル・ド・ニースのクレオパトラの声や歌唱がおぼろげながら残ってはいるのだが、一番印象的な事は、ダニエル・ド・ニースの歌唱よりも、ウィリアム・クリスティのヘンデルの音楽構造の枠組みというか感性というか方向性というか趣向だったので、クレオパトラの新しいアリアを自分の声質と解釈と歌唱をベースに練習する事に、全く唯の一つも違和感を感じなかった。
強いて言えば、後はAllegro ma non troppoのテンポの創出に頭を搾るだけだった♪
要するに、自分自身にとっての真のレパートリーとは、即ちこういう事なのだろう(笑)という事が、ようやく得心が行くようになって来た。他の歌手、録音歌手に惑わされない、引き摺られない、自分の歌唱が最初の1フレーズで即座に掴み取る事が出来る。
それが即ち真の「レパートリー」という事になるのだという事。

その後は、バッハ「Bist du bei mir」とパミーナのアリアの練習。

バッハ「Bist du bei mir」は、低声用なので、まずは声を押さない響きを高く保つ練習。この低音ながら響きを高く保つ練習には非常に慎重に注意深く神経を使い果たす。
その上、このバッハの歌曲は原調版の高声用とはいえ、既に2回演奏会本番に乗せている。そのため、今回例え低声用で演奏会本番に歌うと言っても、今迄の演奏会本番よりもより質の高いレベルを目指さなければならない。今回の目標は、4小節ブレスを徹底する事。
世界的一流歌手の録音ですらブレスしている箇所でも、本来ならばブレスするべきではないフレーズは、ノンブレスで歌う事を目指す。それが、真の意味でのレパートリーという事なのだ。
ちなみに今のレッスン状況では、ギリセーフ(自爆)後は本番までに如何にしてノンブレスで4小節歌いきる事が出来るかを最終目標にする。
幸い、バッハも声の響きに関しては、特にミルヒー先生のレッスンで教えて頂いた事、ブレスは地面の下から深く、発声は地面の下から背後を通って頭蓋骨全体を響かせて、その練習の繰り返しで何とか方向性が見えて来た。3月の演奏会本番まで集中していかなければならない。

モーツァルト「魔笛」のパミーナのアリアは、ほぼ問題が無い。はっきり言って、私が歌いたい目指したいパミーナの歌唱というものについては、という飽くまで前提条件付き。
最近、でもそれの何がいけないんだあぁ???一体???外野は構うな!!!放っとけ!!!と相当にえげつなく開き直るようになったので、痛くも痒くも無い。
今日の練習も、ピアノで歌う低音域〜中低音域のテンポと正しい音程の確認作業に集中した。特に低音域のF♯と中低音域のC♯の音程が不安定で低めになりがち。これは、許せない、有り得ない、存在価値無し♪
メトロノーム60テンポで、ゆっくりじっくり1時間かけて集中練習。この音程の不安定さは、演奏会本番までに何とか克服しなければならない。我慢忍耐継続は力也。
でも、2点AだのHだのは一向問題無しなので、やっぱり後は如何にピアノやピアニッシモの発声で美しい歌唱に向かって到達出来るか、しか無い。演奏会本番に向かって日々精進邁進あるのみ。
不思議な事に、このパミーナのアリアは、1時間でも2時間でも、練習してもちっとも喉に負担がかからない。ずっとずうぅ〜っと練習してても、喉に変化無し(核爆)

早く注文した「エジプトのジュリアス・シーザー」のCD4枚、DVD2枚、届かないかなあぁ〜〜〜(滝涙)超楽しみ♪


去年の、無責任臆病者にしろ、今回の親父脳出血事件の親戚一同にしろ、一旦私が怒ったら歯止めが効かないし、誰も止められない。
私は、庚辰の金性魁罡で西の白虎、つまり怒りはドラゴン&タイガーの情け無用の破壊と破滅の怒りである。親戚だろ〜が他人だろ〜が例え家族だろ〜が、一度私を怒らせたら一生涯怒り続け一生許さない。
私は滅多に本気では怒らないが、一度怒り出したら堪忍袋は、一瞬たりとも持たない♪

嗚呼、明日からまた連続勤務。
でも、この調子で無茶な勤務を続けていれば、間違い無く希望期間内に自分の生を終結させる事が出来るだろう。
それだけが、超♪楽しみっ!!!