最近、不必要にややこしい面倒臭い問題が出て来たので、ここの所連日千葉のピアニスト、ヤンクミに電話&メールで連絡を取っていた。

ヤンクミは、ショパンとドビュッシーをこよなく愛している。
ラフマニノフには、音大時代にとても悲しい想いでがあったらしい。
シューマンは、最近新しく取り組み始めて、リベンジを果たしている。
15年も、ピアノのサークルの主催を続けている。相当にマニアックな選曲を好む所が、私と気が合う(爆)
ヤンクミとのお付き合いはもう14年くらいになる。
まだ私が声楽習い始めの、超下手ッぴーで、箸にも棒にも引っ掛からなかった時から私の声を聴き続けている、どの声楽の先生よりも私を長い間見て来ている、言わば私の声楽人生の「生き証人」でもある(笑)

最近は御家族の体調が思わしく無く、入退院を繰り返されていてとっても大変だとの事で、今迄15年続いて来たサークルの定期演奏会も来年は一回休養する。
それでも、ヤンクミ自身でリサイタルを開いたり、ホームコンサートを計画したり、外部のセミナーに参加してみたり、ピアノ教室で生徒さんをステップに出したりと、結構毎日を一生懸命頑張って生きている、ちょっとたくましいヤンクミである。


ヤンクミには、この所私が不必要に大袈裟にイチャモンを付けられていた案件に関して、相談に乗って貰っていた。まず、該当するブログのトピックやコメントや私の反応レスなど、詳細に。
ヤンクミの判断は、

「このような幼稚な見解でしか御自分の主張をかけないような人達なら、早く切り替えて次の演奏会の準備をした方がいいと思うわ」

との事だった・・・・・・・・・・(汗)
嗚呼、何だ、それでいいのか。
ヤンクミは、やはりネットという世界でも結構不愉快な思いをした事があったとの事だった。
今回ヤンクミが、私のネット上でのトラブルを見て、私にも配慮すべき部分はあったにせよ、元々の元凶は他に存在する、と判断したとの事。
もしヤンクミが私と同じ立場だったら、ヤンクミ自身も私とほぼ似たような考え方や感じ方をする可能性が高い、との客観的評価を得た。

「だから、あなたには、今はもうシューマンのリサイタルを目指して、体調に充分に気を付けて頑張って欲しい」

と。ネット上だけの文章のバーチャル世界では、昨日の友は今日の敵。これは、本当にヤンクミの名言!!!
今度また、ウェッジウッドのワイルド・ストロベリーに似あう紅茶を探して行かないと行けないなあぁ(笑)


親友だからといって理にそぐわない相槌打って何でも迎合するのでは無く、客観的データや状況証拠(今回はブログの文章)から、偏見と悪意の無い可能な限りの客観的評価。
これが出来るヤンクミ。
私にとって、音楽も含めて本当に頼りになる、音楽的に尊敬する、そして仲間として一緒に長く音楽を作って行く事が出来る。
このような「親友」に出逢わせて頂いた事に、本当に感謝している。
ここ2〜3日の電話やメールで、本当に心が楽になった。


三輪明宏氏が携帯サイトでいつも言っている。

「親友なんて、一生に1人か2人いればそれで十分。そんなに沢山いるはずがない。自分の都合の良い話を聞いてくれる人と、親友は違います」

との事。
音楽の親友がいて、本当に嬉しい。
ヤンクミに、大感謝