今年早々から歯科の本格的治療に入ったので、暫くレッスンはお休み。歯科治療が一段落着いたらレッスンを再開する予定。
だからと言って、決してヒマでは無い。

まず、今年春頃に声楽仲間とイタリア古典歌曲を歌う勉強会をしよう、という事になった。去年末、瓢箪から駒でひょんな事から出た話だったけど「やってみたい!!!」というメンバーがいたので実際に一人5〜6曲、全音「イタリア歌曲集1」からのみの選曲して歌う、という会。
年末、千葉のヤンクミ御夫妻と忘年会をした時に、伴奏をヤンクミにお願いしたら快く受けてくれたので早速準備に着手。
自分もスタジオ練習で、何年振りかのイタリア古典歌曲の勉強を9曲、練習を始めた。超久し振り、恐らく4年振りくらいになるだろうと思う。でも、4年前には出来ていなかった事も出来るようになっている事も結構あって、歌っているウチに結構楽しくなってきた(笑)
今は一緒に勉強する声楽仲間から曲目や楽譜も送られて来て、全部でイタリア古典歌曲15曲!!!
ヤンクミには大変だが、是非是非頑張って頂けるように・・・
今はイタリア古典歌曲15曲分のコピーを作ってヤンクミに送る作業中。15曲と言っても中声用、高声用あるので伴奏するヤンクミは15曲以上になる。
基本、暗譜では無いし、演奏会のように一通り通して歌ってハイ終了♪では無く、気になる曲やフレーズを歌い直したり、ピアニストのヤンクミと直接コミュニケーションを取って貰って、自分がどういう風に歌いたいのかとか、リズムやテンポや曲の表現をどう演奏したいのかなど、時間をかけてイタリア古典歌曲をピアニストの伴奏で歌ってみる、という勉強会である。
例え数名でも、他人の前でソロで歌うというものは緊張もするし、ピアニストとのコミュニケーションも経験としては非常に重要。実際の演奏をどういうふうに作り上げて行くのかはピアニストとの共同作業だし、いつも同じピアニストとも限らない。

ヤンクミが声楽の伴奏者として最も優れていると私が考えている点は、歌い手のやりたい演奏を汲み取ろう、理解しようと心を向けてくれる所だと思う。ヤンクミには私は随分成長を手伝って貰ったと考えている。
それに、発声や音楽性に関して自分の考えを押し付けない。余計な口出しはしない。
歌い手だって幾らアマチュアで初心者でも、ちゃんと自分が師事している先生がいてその先生の指導で勉強して歌っているのだから、それを否定したり自分の好みに変えようとされるのはかなり不愉快である。私も過去そのような経験を何度かした事がある。だから、今回この特殊な勉強会をヤンクミに協力して貰えた事は、とっても嬉しい事だ。

会場も、もう目星はつけてある。基本はグランドピアノのスタジオか練習室。一人5〜6曲は歌う予定なので3〜4時間はレンタルする。多少コストは高いけれど、分担して行く。こんな機会に急いで歌ってフラストレーションが溜まるような勉強会にはしたくないから(苦笑)都内に3件程、条件に適したスタジオを発見した。
ヤンクミからの注文は「出来ればカワイのピアノは相性が余り良く無いので、カワイ以外のグランドピアノで」という事だったので、仰せの通りに(爆)

まだ少し先の話だけど、とっても楽しみである。


それと、今年ウィーンで歌う予定のシューベルト歌曲3曲の細かい暗譜作業と発声の確認。この3曲のうち2曲「Dem Unendlichen」「Du bist die Ruh」はウィーンのB先生からの課題曲。それもレッスンの課題曲では無く、ウィーンでの演奏会での、課題曲。
今私が勉強しなければならない事は、この2曲を含む3曲の一つ一つの発声を今の自分に出来る限り、美しく一粒一粒の発声を如何に美しく仕上げて行く事が出来るか。
ドイツ語の発音は、歯科治療の目途がつき次第、昨年ウィーンのM先生から御紹介戴いた教授のレッスンで修正して頂くしか無い。それまでに、確実に暗譜しておく必要がある。
昨年のシューマン・リサイタルでの失敗を踏まえて、今からもう楽譜を外して歌う事を基本にして頭に入っていない事だけを楽譜で確認する、という作業を行なっている。
これを、地道に練習して行く事だけを今考えている。
本当に実際に今年ウィーンで演奏する事になるかどうかは分からない。
もし本当に私にウィーンで演奏する機会が与えられているのならその通りになるだろうし、今はまだその時期ではないのだとしたら歌う事にならない事もあるだろう、そう考える事にしている。


今年末〜来年初頭にかけての、リサイタルの選曲。
ベッリーニ歌曲2曲「La farfalletta」「Il fervido desiderio」と、プッチーニのオペラ・アリア「Madame Butterfly」から2曲「Spira sul mare」「Un bel di vedremo」、「Manon Lescaut」から1曲「In quelle trine morbide」、「Turandot」から1曲「In questa Reggia」。
その他にVerdiの歌曲を2曲ほど選曲しなければならないが、Verdiはまだこれから。早急にやらなければならない。ネットで楽譜もCDも購入出来るけれど、実際CDを探して、楽譜もどの社の楽譜を購入するのか、早めに出掛けたいと考えている。その上でネットでしか入手出来ないものに関してはネットで購入する予定。
今は、持っているCDやDVD、楽譜作成作業が中心。ミルヒー先生とピアニスト用の楽譜の準備もある。曲名をまだミルヒー先生に確認していないので近日中に確認する予定。
但し、これらのプッチーニのアリアの殆どは、ミルヒー先生から許可は頂いている。近日中にミルヒー先生にVerdi歌曲の確認を行なう。
今は、「Madame Butterfly」は木下美穂子氏の映像を勉強している。
「Turandot」は、新しくDVDを取り寄せ中。
「Manon Lescaut」は、レオンティン・プライスの録音で勉強する予定。
取り敢えずは、楽譜作りに集中しなければならない。


そして、連続夜勤で疲労が激しくて勉強や練習が何も手につかない時には、イタリア人メゾ・ソプラノ歌手Luciana D'intinoの演奏を聴いている。Luciana D'intinoは、主にVerdiのオペラ「Aida」のAmnerisや「Don Carlo」のEboliや「Il Trovatore」のAzucenaなどを得意としているが、ぺルゴレージやロッシーニのオペラもレパートリーとしていて、最近ではヨーロッパでムソルグスキー「ボリス・ゴドノフ」のマリーナも歌っている。
私が良く観ているのは、2001年「Verdi Gala」の「Don Carlo」からEboliのアリア「O don fatale」、2006年のチューリヒ・オペラの「Aida」のAmneris役の演奏を、繰り返し繰り返し聴いている。D'intinoの低音域の美しさ、鋭さ、迫力、声量は並み外れて素晴らしい。最も特筆すべきD'intinoの声の素晴らしさとは、本当に「声」だけでその役柄を表現出来得る才能を持っているという事だと、私は考えている。
私はいずれVerdei「Aida」を勉強したいと考えているので、CDを4種類、DVDを3種類所有している。
CDは、Aida-Maria Callas、Amneris-Fedora Barbieri、Aida-Mirella Freni、Amneris-Agnes Baltsa、Aida-Leontyne Price、Amneris-Rita Gorr、Aida-Jessye Norman、Amneris-Fiorenza Cossottoである。
DVDは、Aida-Aprile Millo、Amneris-Dolora Zajick、Aida-Margaret Price、Amneris-Stefania Toczyska、Aida-Violeta Urmana、Amneris-Ildiko Komlosi、Aida-Nina Stemme、Amneris-Luciana D'intino、である。
この私が所有している中で、最もAmnerisらしい、強烈で激しくでも愛情深いAmnerisは、やはりどれだけ過去の名歌手を聴いても、Luciana D'intinoであるという評価になってしまう。今の所は(笑)
最も、これから「Aida」を勉強するなら、テバルディやテオドッシューなども購入を考えなければならないだろう。
私には、D'intinoのように到底あんな素晴らしい声は逆立ちしても歌えるようになれないが、目標は飽くまでも、高く。


とゆ〜ワケで、結構忙しい日々である。
もう少し、疲労が取れて喘息発作が落ち着くといいのだけれど。
最近、喘息の病状が余り思わしく無い。喘息治療薬の感受性が低下している。喘息発作時にレスキューで使用する気管支拡張剤の吸入薬が去年〜一昨年の3〜5倍に増えている事、通常の内服薬(今の主治医は新薬を使って下さっている)だけでは喘息発作の発生頻度が確実に増加していて、最も効果のある副腎皮質ステロイドホルモン剤を、かなり大量に長期に渡って使用する頻度が増えて来た。
恐らく、喘息重積発作を起こす確率も年々増加しているものと推測出来る。


毎年、お世話になっている師事している先生方にお年賀を贈っている。私は毎年年末年始はほぼ連続夜勤なので、年賀状はどうも筆を取る気力も無い。
先生方は年賀状を下さる。先生方も色々御忙しく大変そうだけど、今年は一番お元気なのは教授かな(笑)と年賀状を見て思った。
今年も頑張って、ウィーンでレッスンが受けられて、演奏会で無事歌えますように♪