昨日、次のリサイタルで歌う予定の、以前からネット注文していたプッチーニ歌劇「トゥーランドット」のDVDが3種類ようやく届いた。
元々はMET「トゥーランドット」のVHSは所有していたんだけど、最近ビデオの調子が悪くて、DVDにダビングしていないVHSは全て観られない状態だったので、元々所有していたMETのレヴァィン指揮エヴァ・マルトンのDVDと、新しくメータ指揮マリア・グレギーナのDVDと、リセウ歌劇場のカレッラ指揮ルアナ・デヴォルでリューがバルバラ・フリットリ(実はこの映像に関してはフリットリがお目当て)を購入した。

昨日は夜勤明けで親父の入院関連の雑事処理のために朝から日本橋へ行き、帰りに秋葉原の石丸電気ソフト館に行った。ヴェルディ歌曲のCDを探しに行くのが目的。でカバリエのヴェルディ歌曲を含むイタリア歌曲集のCDと、次のリサイタルで歌う予定のプッチーニ「蝶々夫人」のレナータ・テバルディのCDと、一昨年ウィーンのN先生から、モーツァルトのオペラのレパートリーとして勉強するよう指摘されていた「イドメネオ」のDVDを購入して帰宅、約25時間不眠でフル稼働した。帰宅後にプッチーニ「トゥーランドット」のDVD3種類が届き、余りのハイテンションで眠れずに、昨日は取り敢えず抜粋で「トゥーランドット」のDVDを一通り目を通してから休んだ。
そして、今日は休日だとゆ〜のに午後3時まで体が動かなかった。やはり、寄る年波には勝てない(自爆)

元々、トゥーランドット姫のアリアを勉強する事になったのには幾つか理由がある。
ちなみに、私はトゥーランドット姫をレパートリーとして長く続けて歌おうという気は、サラサラ無い。私は、元々はミルヒー先生が御得意としているリューを、ミルヒー先生から伝授して頂きたいというのが希望である。
理由は、まずミルヒー先生からトゥーランドット姫の勉強の許可が出た事が一番。
そして、自分の声に合った声質のオペラのレパートリーだけを勉強して歌うのでは無く、自分の「声」や「声帯」を鍛える、強くする事が目的である事、但しこれには師事している先生の許可が必要不可欠である事。
そして、今まで私が演奏会本番で使い物になった最高音は2点h、bだったけれど、今後は演奏会本番で3点c以上の高音域も使えるような勉強を始めなければならい事を、認識した事である。

演奏会で本当に使える高音域は、発声練習で出せる高音の約2〜3音下くらいであると、以前師事していたソプラノの先生から指摘された事がある。
それと、一昨年と去年のウィーンでのレッスンで、N先生とM先生の発声練習では確か3点dくらいまで発声出来たのだが、N先生とM先生は、
「あと4〜5音上まで出せる筈」
と、物凄い勢いで高音域の発声練習を行なわれたという現実がある。
私自身は、そんな無茶な・・・・・と思うものの、ウィーンの先生方が仰るのだから兎に角努力してみなければならない、いや、努力してみたい。
とゆ〜ワケで、総合的に自分の声質とは随分と違っているのは承知の上でも、ミルヒー先生の御許可のお陰で晴れてトゥーランドット姫の勉強を開始する事と相成りました、とさ♪
Youtubeで探したトゥーランドット姫の歌手は、マリア・カラス、モンセラ・カバリエ、ビルギット・二ルソン、エヴァ・マルトン、ギネス・ジョーンズ、ゲーナ・ディミトローヴァ、ジェーン・イーグレン、レオニー・リザネク、等々早々たる歌手陣。私が参考に出来るのかよおぉ・・・(溜息)と思われるドラマティックやヘルデン・ソプラノばっかし(ア然)
でも、一度勉強して歌うと決めて、ミルヒー先生から許可も戴いた以上は何が何でも勉強・練習して一度は演奏会本番に乗せなければならない。これには溜息ばかりだし、本当に相当性根の座った覚悟が必要。
勉強するアリア「In questa Reggia」の楽譜は既に作り終えているので、もう自己練習には入っている。入ってはいるのだが・・・・・高音は多いし、低音の鋭さと力強さは必用不可欠だし、しかも圧倒的な声量が必要、とゆ〜事で、練習するだけでも相当に疲労困憊してしまう。教授の呼吸練習が開始になってから、低音域もかなり強い響きで発声出来るようになって来たし、高音域も普通の自己練習の発声練習でも3点cis〜3点dまでは声になるようになって来た。以前の、掠る程度、からは結構な進歩と言わざるを得ない。何しろ、元々は「5線の上恐怖症」だったのだから。

今回購入したDVDの中で、一番強力なトゥーランドットは、エヴァ・マルトン。演技も伴い非常に迫力ある冷酷なトゥーランドット姫である。演技の面で少し惜しいのが、マリア・グレギーナ。声は申し分無い。
しかし、私が今回購入したDVDで最も注目したのは、60歳を過ぎてリセウ劇場でトゥーランドット姫を歌った、ルアナ・デヴォル。スピントで体も大きいが、年齢の為か若干力強さに欠ける。高音も多少ブレて聴こえる箇所があった。トゥーランドットの謎を歌う場面でも低音域では歌わず、同じ音域で歌っていた。
しかし、しかしです。ルアナ・デヴォルの非常に巧みな表現力。これはやはり若手には中々却って不可能な事なのかも知れない、と実感させられた。まず、語りの部分は比較的レガートにナチュラルに歌われている。が、イタリア語の言葉の意味の表現によって、歌詞のイタリア語も含めて、少しづつ少しづつ、巧みににじり寄るようにクレッシェンドして行く歌い方、表現は、デヴォルの表情や演技も併せて非常に、怖い(激爆)忍び寄る恐怖とでもいうか・・・・・(大汗)この歌唱には、唸らせられた。
私も、日本ではリリコ・スピント若しくはスピントかも知れないが、ウィーンではリリコなのである。だから、マルトンやグレギーナのような強い声で圧倒する歌い方では声帯を疲弊させてしまうだけだし、高音域を演奏会本番できちんと使い物になるような発声にするという目標から離れてしまわざるを得ない状況になってしまう可能性もある。
今後は発声の強さよりも、音楽的な表現でよりトゥーランドット姫に近づける歌唱を模索しながらも、自分自身の発声や声帯の強化を図って行く、とゆ〜トンでもないハードワークになりそ〜だ・・・・・(滝汗)
特に私にとって一番注意が必要なのは、低音域の発声の強さと鋭さ。これを何処まで追求し自分のテクニックとして獲得して行く事が出来るか・・・・・期待は薄いが・・・・・・・・・・頑張るしか無い(爆死)

いずれは、やっぱりリューを全幕通して勉強したい。何よりも、私の敬愛してやまないレオンティン・プライスがリューをレパートリーとして多くの録音が残されている。これが私の声楽の勉強を始めた時からの大きな目標の一つ。レオンティン・プライスのような美しい声の響きで歌えるようになる事。
リューという役柄も大好きだ。いつもDVDを見ると、リューのアリアの直後自殺する場面では大泣きしてしまうのだ(超苦笑)リューのアリアは非常に難易度が高い。高音をピアニッシモで美しく発声出来なければならない。しかも、トゥーランドット姫の心の底に訴えかけ優るものが存在する。その表現力が必要不可欠。声の表現力、演技の表現力。
「ナルシストも多い業界の、こんなに表現しているビバ自分」
なんて、フザケた戯言を垂れ流している場合では無い。
特にトゥーランドット姫に関しては、強さと鋭利さと情熱と冷酷さと、それらを自在に表現のテクニックとして駆使する事の出来る柔軟性が絶対必要不可欠になる事は間違いが無い。
これを課題として許可され自分で選択した以上は、どのような結果になろうとも取り組まなければならない。
非常に疲弊するが、これが今の私に与えられ回って来た「お鉢」である。
取り敢えず、頑張る。

ちなみに、私は「トゥーランドット」の映像はリューが死んだ所までしか観ない。プッチーニ亡き後補筆したアルファーノの草稿をトスカニーニが大幅に削除したという逸話がある。私も2〜3度リューの死後からラストまで観たが、何とも味気ない詰まらないと感じたので、それ以降はどの映像もリューが死ぬ場面までしか観ない事に決めている。


秋葉原の石丸電気のソフト館のクラシック音楽のフロアに行って、超ビックリこいた!!!
何と、3月で閉店!!!現在2〜3割引きセール中・・・・・(ア然)確かに去年12月に友人のプレゼント用ににCDを購入しに行った時よりも在庫が大幅に減っていた。都内でも結構クラシック音楽のソフトを取りそろえてくれている店舗がこれでまた減るのかあぁ〜〜〜・・・と思うと、寂しいやら悲しいやら。
とか言いながら、2〜3割引きの表示に夜勤明けのフル活動の眠気もぶっ飛び、約1時間は声楽・オペラのコーナーをウロウロと歩き回っていた。本来なら、次のリサイタルで歌う予定のヴェルディ歌曲のCDだけ購入出来れば良かったのだけれど、2〜3割引きならいつもはすぐに買わなくてもいいかなあぁ・・・と諦めている物にもついつい手が出てしまう。
そこで、モンセラ・カバリエのイタリア歌曲のCDを手にして、次のリサイタルで歌う予定のプッチーニ「蝶々夫人」のミレッラ・フレーニかレナータ・テバルディのCDが欲しかったのだが、フレーニは抜粋盤しか無かったのでテバルディ盤を手にした。

で、こういう割引のチャンスだからこそ、多少御高いDVDを購入したいなあぁ・・・と思い、結構ウロウロ探し回ったが、余り目ぼしいDVDは残っていないなあぁ・・・(溜息)と思った。が!!!その時私の目に留ったオペラが一つ。それは、モーツァルト歌劇「イドメネオ」。一昨年ウィーンでのレッスンでの最終日のレッスンを私のオペラのレパートリーの話し合いにわざわざお願いして変更して頂いて、N先生とじっくり1時間相談して来た時にN先生から挙げられたモーツァルトのオペラの私のレパートリーになるオペラだった。
「スザンナ、ツェルリーナ、コンテッサ、ドンナ・エルヴィーラ、パミーナ、イリア」
で、私が天地が引っくり返る程ビックリしたうちの一つ、「魔笛」のパミーナの他が、「イドメネオ」のイリア役。「クレタの王イドメネオ」の荒筋くらいは多少知っていたが、実際にオペラの映像を観た事も無かった。一昨年ウィーンのレッスンから帰国して、Ricordi版モーツァルトのオペラアリア集を購入して「イドメネオ」のイリアのアリアの楽譜を見てみたが、長いし難しいし、こりゃ堪らん〜〜〜・・・(爆死)とゆ〜事で暫く放置しておいた。恐らく時機が訪れれば必ず勉強しようと思える時が来るだろうから、今焦る必要性も無いだろうと踏んでいたからだ。
流石に石丸電気のクラシック音楽スペースのオペラのDVDでは、モーツァルトの中では結構多数売れ残されていた「イドメネオ」。モーツァルトの歌劇の中のダ・ポンテ3作よりは日本ではかなりマイナーだから仕方がないかもなあぁ・・・と想いながら幾つか手に取って見ていた。
すると、何と私が一昨年ウィーンのレッスンに行った時にレッスンして頂いたベートーベン歌劇「フィデリオ」のザルツブルグ音楽祭でマルツェリーネを歌っていたソプラノ、そして去年ウィーンにレッスンに行った時にブラームス歌曲のレッスンのために持って行った1曲「Madchenlied」を歌っていた、ユリアーネ・バンゼがイリアを歌っているDVD発見!!!!!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
ユリアーネ・バンゼはリリック・ソプラノだが若干声質が太めというか寧ろ「深い」声だと私は評価している。そして何よりも、ユリアーネ・バンゼで勉強していったベートーベン歌劇「フィデリオ」のマルツェリーネ、ブラームス歌曲「Madchenlied」は、ウィーンのN先生から、
「あなたはこの歌を勉強しなければならない。これはあなたの歌だ」
と仰って戴いた経緯が存在する。そのユリアーネ・バンゼがウィーンのN先生が私のレパートリーにと推したモーツァルト「イドメネオ」のイリアを歌っているDVDを見つけたのだ!!!ケント・ナガノ指揮バイエルンのDVDだった。これはもう、Getしかないぃ〜〜〜〜〜!!!!!(激爆)

ちなみに、一昨年ウィーンのN先生からもう一つだけ、私が考えもしなかったオペラのレパートリーが一つ挙げられた。
そのオペラの役柄は、何とベルリオーズ「ファウストの劫罰」のマルガレーテ役。
しかも、ウィーンのN先生から一言念押しの御言葉付き。
「But, Not Gounod's Marguerite!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(滝汗)
ベルリオーズって・・・・・(驚愕)それ、ワタシ本っ当〜に、歌えるんですかねえぇ・・・・・(ア然)
とゆ〜事で、今のトコロ、ベルリオーズ「ファウストの劫罰」は、思考停止の真っ最中。
何しろ、フランス語まで、手が回らないし・・・・・(言い訳)

とゆ〜事で無事に2割引きで荒遣い、お買い上げ〜〜〜・・・^^;
3月閉店なので、次またいつ来られるか分からないけれど、出来るだけ来てCDやDVDを探そうと思う。残り物に、福があるやも知れん。
本当は、貯金がカラになるくらい、あれもこれもおおおおおぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜・・・・・!!!!!と思う程色んな欲しいCDやDVDが沢山あったのだけれど、流石に今年のウィーン渡航費用、レッスン費用だけは確保しておかねばならぬ・・・・・↓

その後、本郷の「アカデミア」でRicordi版ヴェルディ歌曲集の楽譜を購入しに向かう。本当なら、朝夜勤明けですぐ電車に乗り日本橋への移動中に、銀座のヤマハに在庫確認の電話をしたのだが「在庫無し」との事で、急遽本郷の「アカデミア」に在庫確認の電話をしたら、Ricordi社のヴェルディ歌曲集の楽譜を取り置きしてくれるという事で、秋葉原でCDを探した後に、本郷まで向かった。もうヘトヘト(死)
アカデミアに到着して、これまたやっぱり声楽やオペラの棚の前をウロチョロしてしまう(苦笑)もう大概必要な楽譜は購入したというのに、それでも楽譜を見てしまうと、あれもこれもついつい欲しくなってしまう・・・(滝涙)
オペラの棚を見たら、ヘンデルやモーツァルトのオペラの全曲版ヴォーカルスコアでBarenreiterのハードカバー版が新しく入荷していた。いいなあぁ・・・欲しいなあぁ・・・と思い、値段を見て両目が飛び出た(核爆)
もう石丸電気で既に荒遣いしてしまったので、仕方がない・・・・・(号泣)
レジの脇のテーブルに、ヘンレ版仕様の5線紙ミニメモ帳&ポストイットがあって、余りにカワイかったので思わず購入♪ど〜せ勿体無くて使わないくせにいぃ〜〜〜・・・と思いながらも、ついつい・・・・・^^;
すると、アカデミアのレジのお兄さんが、スタンプを1コ多く付けてくれました(>_<)
自宅に着いたのは、午後5時。それからも興奮気味で眠れなくて、取り敢えず一通り「トゥーランドット」のDVDを抜粋で観てから休んだ。
しかし、このハイテンションは、一体何だったんだろう・・・・・・・・・・・・(謎)


今日は前日の無理が祟ってようやく体が動いたのが午後3時だったのだが、その後3時間のスタジオ練習に出掛けて、呼吸練習と発声練習に1時間、今年ウィーンで歌う予定のシューベルト歌曲3曲の暗譜作業を行なって帰宅した。
勿論帰宅後はすぐにモーツァルト「イドメネオ」のDVD鑑賞!(^^)!非常に驚いたのは、歌手陣のレベルの高さ。ケント・ナガノもクオリティの高い仕事してるんだなあぁ・・・と思わず感激してしまった。
今回、歌手に外れが無かった。イリア役のユリアーネ・バンゼは、数年前のザルツブルグよりも更に勢いが増している。ザルツブルグでヤッキーノ役だったライナー・トロストは最初はあれ?どうしちゃったのかな??こんな声だったかな???と感じたけれど、3幕では良く取り戻していたので、緊張していたのか、多少調子が良く無かったのか、少しホッとした。それにしてもトロストは声がリリックになって来た。今後が楽しみなテノール歌手の一人に名前が挙がった。
そして、今回の「イドメネオ」で一番の注目株は、エレットラ役を歌ったアンネッテ・ダッシュ。まだ30代の若さで、高音域〜低音域までのスムーズな発声の推移に加えて、迫力と鋭さのある声質、大きく響く声量、そしてエレットラの怒りと憎しみと呪いを「声」で表現出来るという天賦の才の持ち主とも思われる、ドラマティックともメゾとも判断し難い声。これには、新しい期待の新星発見〜〜〜〜〜(^^♪
しかも、「イドメネオ」のオペラの荒筋だけを読むと、トロイとの戦争の戦利品としてトロイの姫イリアを連れ帰国するとあるが、この舞台の演出にもよるとは思うのだが、イリアに手をつけようとする好色な王なんかでは全っ然無くて、愛する息子イダマンテの命を案じ苦悩し悲しむ、イイお父さん王なんだなあぁ〜〜〜・・・(滝涙)とゆ〜事で、3幕は観ながら泣きっ放しでしたわな(爆死)

それにしてもモーツァルト「イドメネオ」3時間は長い!!!しかも今回は日本語の字幕が無かった。でもまあ、ストーリーは知っているので然程問題は無いのだが。
モーツァルトの音楽は場面毎によって非常に変化に富んでいるので、流石に3時間ぶっ続けで聴くと多少脳味噌が疲れて来る。
三輪明宏氏のサイトにも書かれていたのだが、
「モーツァルトの音楽を聴くとIQが高くなる事が証明されている」のだそうだ。この3時間の脳味噌酷使状況の疲弊さ加減から推察すると、何気に分かる気がする・・・・・(核爆)
これからも時間のある時にはまたこの「イドメネオ」のDVDを観ようと思う。
しっかし、この「イドメネオ」というオペラ、本当に難しいオペラである。レチタティーヴォは長い、アリアも長い、アジリダも多い。ダ・ポンテ3作で作曲されているような短いアリア、例えば「フィガロの結婚」のケルビーノやバルバリーナのアリア、「ドン・ジョバンニ」のツェルリーナのアリア、「コジ・ファン・トゥッテ」のデスピーナのアリアのような、割と短くて取り組む事に負荷を感じないで済む、というアリアが無い・・・・・(死)
ウィーンのN先生、良く私にイリアをレパートリーに選んで下さったなあぁ・・・空耳だったかなあぁ・・・んなワケないんですけどねえぇ〜〜〜・・・(鬱)
兎に角、今日「イドメネオ」のDVDを初めて観て、イリアが難役だっちゅ〜事だけは、理解できた(誤爆)特に3幕最後のイダマンテを庇って「人質の私こそ生贄に相応しい!!!!!」と剣をかざして強い意思を以って歌う場面なんか、私に歌えるかなあぁ・・・(弱気)
いやいや、折角ウィーンのN先生がレパートリーに選んで下さった大きな役である。少しづつ、蟻の一歩だけれど頑張って勉強していきたいと心に染みた。


ここで一つだけ、蛇足。
プッチーニ「トゥーランドット」のアリア「In questa Reggia」をYoutubで探していた時に、トンでも無い歌手の映像を発見した。
そのソプラノは、アンジェラ・ゲオルギュー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(虚)
やりたい放題もここまで来ると大したものかもしれない。
当然、ライブ映像では無い。ゲオルギュー本人のモデル・ポーズ写真に流されている、バリバリ録音調整の効いた声が流れていた。
正直、こんな録音が流れている事自体、思考停止に陥る。
そのうち、アンナ・ネトレプコがトゥーランドット姫を歌い出さない事を只管祈るばかりである(超苦笑)
嗚呼、世も末だ・・・・・・・・・・(-_-)zzz


明日は、カバリエのヴェルディ歌曲と、テバルディの「蝶々夫人」を聴かなければ!!!!!