今日は今月最後の休日。台風20号通過時は、多少痰が増えたものの夜勤は無事こなした。昨日、新入院の認知症の患者さんに一晩中振り回されて多少疲労困憊だったが(爆)、喘息発作も咳もひとまず落ち着いたカンジ。
今日は、12月のヘンデルのリサイタルで歌う9曲を通し練習開始。本当は今月初めに9曲通し練習を始める予定だったのだが、台風18号の上陸による喘息発作&風邪で、予定がかなり遅れてしまった。もうダラダラ休養してる無駄な時間は一刻も存在しない。
3時間のスタジオ練習で、15分発声練習してからヘンデルのオペラアリア9曲、前半4曲・休憩15分・後半5曲、と本番の予定に沿って歌った。占めて、1時間30分。
改めてヘンデルのアリア9曲歌ってみて、殺人プログラム・・・(爆死)と思った(滝汗)
以前、ミルヒー先生にも指摘された事なのだが、
「リサイタルの前半は、発声練習程度にしておかないとね〜・・・」
あははははは。さっすがミルヒ〜先生♪
しかも、ピアニストのオクレール先生が、先月の初ピアノ合わせで、
「僕って、すごく大変かも」
あっははははは。さっすがオクレ〜ル先生♪
・・・・・・・・・・。笑っている場合でも無い。
リサイタル前半は有名な曲があり、リサイタル後半は5曲ともドラマティックなクレオパトラの壮大なアリアが続く。今日一番考えさせられた事が、リサイタル後半「エジプトのジュリアス・シーザー」のクレオパトラのアリア5曲のエネルギー配分。これを間違うと、最後2曲が最もドラマティックな曲なのに、最後で息切れしてしまう事は避けられない。余程頭を使ってエネルギー配分をしないと、非常にみっともない御粗末なリサイタルになってしまう。今日9曲歌ってみて改めて認識させられた。勢いだけでは最後まで歌い切れない。
でも、私がこのかなりシビアなプログラムを断行した理由には、自分の声を鍛えて育てる、という目的が非常に大きなウェイトを占める。今後、ミルヒー先生からヴェルディとプッチーニを、谷岡先生&ハリセン先生とウィーンのM先生・N先生・B先生からバッハからワーグナーまでのドイツ歌曲とドイツオペラを学んで行くためには現状の自分の声だけでは非常に不十分であり、ウィーンのB先生に指摘されたのだが、
「シューベルトの魔王や、ベートーベンのフィデリオのレオノーレなどは、今後声が育って行けば可能性としてはあるかも知れないが・・・」
との事だった。だから、今現状自分が出せる声で可能な曲を歌うだけでは無く、将来的に自分が歌いたいと思う曲を歌うために可能な限り自分自身で自らの声を成長させるべく鍛えなければならない。
今後、喘息発作がこれ以増悪するようであれば長生きは不可能。せめて死ぬ前に一度だけでもワーグナーは歌いたい。ミルヒー先生からヴェルディのオペラアリアに関しては全て勉強の許可が出ており、プッチーニはトゥーランドット姫の勉強も許可されている。これらの曲を歌うためにも、是非とも自分の声を今以上に鍛え上げなければならない。
取り敢えず。ヘンデルのアリア9曲1時間30分歌い終わって、喉が死にかけた。そこで30分程休憩してから、最も歌えていなかったクレオパトラのアリア2曲をもう一度お浚いしてからスタジオ練習を終わった。
まあ、後はもう暫く本番まで努力を続けるしかない。後は丁寧に歌い込んで行くだけだから。それと体調管理。今後は、ヘンデルのリサイタルが終わったらすぐに2度目のウィーン渡欧レッスンの準備をしなければならない。シューベルト歌曲は最低7曲以上、ベートーベン歌曲2曲、モーツァルトのオペラアリアは最低4曲以上、これだけは最低限来年のウィーンでのレッスンに準備していかなければならない。この他に出来ればバッハの歌曲、モーツァルトの歌曲、下手をするとモーツァルトのスザンナやツェルリーナ、ヘンデルのアリアをレッスンする可能性も皆無では無い。マジで、ヘンデルのリサイタルが終わっても休むヒマも無いどころか、ウィーンに行くまでもっともっとハードでシビアな日々になる事間違い無し♪
嗚呼、体がもう1個欲しい、または、1日48時間欲しい・・・(爆死)
昨日、夜勤明けで朝ホールで患者さんの食事介助をしていた時の話。
テレビのニュースで、のりぴーの初公判のニュースをやっていた。そこで、のりぴーが「介護の仕事を勉強したい」との報道。
・・・・・・・・・・・・・・・・。介護の仕事も、よくよくナメられたものだなあぁ〜〜〜・・・、と呆れ果てた。幾ら裁判対策とはいえ・・・・・(絶句)
私よりも、ウチの病棟の看護助手さん達が大激怒していた。
「あんな派手な芸能人生活してた人間が、介護の仕事なんか出来るワケ無いじゃん。介護の仕事をナメるのもいい加減にしろ!!!」
と、介護福祉士の資格を持つ看護助手さんも含めて、皆ブーイングの大合唱♪私は、食事介助をしながら一人冷やかにニュースを観ながら鼻で笑ってただけだけどね〜。
第一、覚せい剤に手を出すような、薬にだらしが無い人間に介護や看護などの医療業界の仕事なんざ死んでもやって欲しく無い。のりぴーが勤務した病院やら施設から、麻薬や劇薬や睡眠薬や向精神薬が原因不明で紛失したら、一体誰が責任取ると思ってるんだあぁ???バカが!!!誰が雇うかいな。アホらしい。
昨日のスポーツニュースでは、浅田真央選手の会見がほぼどの局でもやっていた。
私も最初は、真央ちゃんがトリプルアクセルジャンプを失敗するのは、真央ちゃんの精神的な問題やら課題やらが大きい、と思っていたのだが、ここ最近は実はそれはかなり大きな考え違いなのではないのか???と思うようになった。
練習ではトリプルアクセルが飛べる、でも本番ではトリプルアクセルが飛べない。精神的緊張が原因ならば、その精神的緊張に対応した対策が取られて然るべきで、あれだけのコーチやらフォロー体制が整備されているのだから、テクニカル・メンテナンスは完ぺきかと思ったのだが、見ている限りどうも不思議。メンタル面が問題ならトリプルアクセルジャンプのどの部分に最も気おくれなり躊躇いが出るのか映像も含めて解析可能だと思うのだが、メンタル面のフォローだけではトリプルアクセルの成功率が上がらないという事は、即ちテクニカル面での問題が存在するという見かたが妥当では無いのか、と私は考える。要するに、メンタル的に弱い部分を補うテクニックに不足している、という事。
歌も似ていると思うのだけれど、苦手な部分、例えば高音域、低音域、アジリダ、ロングブレス、レガートなどはテクニックが苦手なら気力でカバーする部分も大きいし、逆に気持ち的に逃げてしまうなら、苦手な曲やフレーズをカバーする為の技術なりテクニックなりを考えるものである。だから、メンタル的なフォローアップで解決しないならば、それはもう一度テクニカルな基本に戻るべき、というのが常道だと考えるんだけどね。
でも、一番大切な事は、浅田真央選手本人の最優先事項、もっともやりたい事は何なのか、という事だと思う。トリプルアクセルジャンプを成功させる事なのか、今年も世界女王になる事なのか、オリンピックで金メダルを取る事なのか。全ては繋がっているけれども、人間そんなに欲張る事が出来ない事がある。オイシイとこ取りだけでは人生は済まされない。真央ちゃんが一番やりたい事が出来るのが一番いいなあぁ・・・と思う。
そろそろ、リサイタルのプログラムや楽曲解説や歌詞対訳などの制作準備しなくちゃ〜・・・。
来年は、2月末〜3月初めにかけてウィーンに行く予定。早くウィーンのM先生に御連絡しなければっ。
今日は、12月のヘンデルのリサイタルで歌う9曲を通し練習開始。本当は今月初めに9曲通し練習を始める予定だったのだが、台風18号の上陸による喘息発作&風邪で、予定がかなり遅れてしまった。もうダラダラ休養してる無駄な時間は一刻も存在しない。
3時間のスタジオ練習で、15分発声練習してからヘンデルのオペラアリア9曲、前半4曲・休憩15分・後半5曲、と本番の予定に沿って歌った。占めて、1時間30分。
改めてヘンデルのアリア9曲歌ってみて、殺人プログラム・・・(爆死)と思った(滝汗)
以前、ミルヒー先生にも指摘された事なのだが、
「リサイタルの前半は、発声練習程度にしておかないとね〜・・・」
あははははは。さっすがミルヒ〜先生♪
しかも、ピアニストのオクレール先生が、先月の初ピアノ合わせで、
「僕って、すごく大変かも」
あっははははは。さっすがオクレ〜ル先生♪
・・・・・・・・・・。笑っている場合でも無い。
リサイタル前半は有名な曲があり、リサイタル後半は5曲ともドラマティックなクレオパトラの壮大なアリアが続く。今日一番考えさせられた事が、リサイタル後半「エジプトのジュリアス・シーザー」のクレオパトラのアリア5曲のエネルギー配分。これを間違うと、最後2曲が最もドラマティックな曲なのに、最後で息切れしてしまう事は避けられない。余程頭を使ってエネルギー配分をしないと、非常にみっともない御粗末なリサイタルになってしまう。今日9曲歌ってみて改めて認識させられた。勢いだけでは最後まで歌い切れない。
でも、私がこのかなりシビアなプログラムを断行した理由には、自分の声を鍛えて育てる、という目的が非常に大きなウェイトを占める。今後、ミルヒー先生からヴェルディとプッチーニを、谷岡先生&ハリセン先生とウィーンのM先生・N先生・B先生からバッハからワーグナーまでのドイツ歌曲とドイツオペラを学んで行くためには現状の自分の声だけでは非常に不十分であり、ウィーンのB先生に指摘されたのだが、
「シューベルトの魔王や、ベートーベンのフィデリオのレオノーレなどは、今後声が育って行けば可能性としてはあるかも知れないが・・・」
との事だった。だから、今現状自分が出せる声で可能な曲を歌うだけでは無く、将来的に自分が歌いたいと思う曲を歌うために可能な限り自分自身で自らの声を成長させるべく鍛えなければならない。
今後、喘息発作がこれ以増悪するようであれば長生きは不可能。せめて死ぬ前に一度だけでもワーグナーは歌いたい。ミルヒー先生からヴェルディのオペラアリアに関しては全て勉強の許可が出ており、プッチーニはトゥーランドット姫の勉強も許可されている。これらの曲を歌うためにも、是非とも自分の声を今以上に鍛え上げなければならない。
取り敢えず。ヘンデルのアリア9曲1時間30分歌い終わって、喉が死にかけた。そこで30分程休憩してから、最も歌えていなかったクレオパトラのアリア2曲をもう一度お浚いしてからスタジオ練習を終わった。
まあ、後はもう暫く本番まで努力を続けるしかない。後は丁寧に歌い込んで行くだけだから。それと体調管理。今後は、ヘンデルのリサイタルが終わったらすぐに2度目のウィーン渡欧レッスンの準備をしなければならない。シューベルト歌曲は最低7曲以上、ベートーベン歌曲2曲、モーツァルトのオペラアリアは最低4曲以上、これだけは最低限来年のウィーンでのレッスンに準備していかなければならない。この他に出来ればバッハの歌曲、モーツァルトの歌曲、下手をするとモーツァルトのスザンナやツェルリーナ、ヘンデルのアリアをレッスンする可能性も皆無では無い。マジで、ヘンデルのリサイタルが終わっても休むヒマも無いどころか、ウィーンに行くまでもっともっとハードでシビアな日々になる事間違い無し♪
嗚呼、体がもう1個欲しい、または、1日48時間欲しい・・・(爆死)
昨日、夜勤明けで朝ホールで患者さんの食事介助をしていた時の話。
テレビのニュースで、のりぴーの初公判のニュースをやっていた。そこで、のりぴーが「介護の仕事を勉強したい」との報道。
・・・・・・・・・・・・・・・・。介護の仕事も、よくよくナメられたものだなあぁ〜〜〜・・・、と呆れ果てた。幾ら裁判対策とはいえ・・・・・(絶句)
私よりも、ウチの病棟の看護助手さん達が大激怒していた。
「あんな派手な芸能人生活してた人間が、介護の仕事なんか出来るワケ無いじゃん。介護の仕事をナメるのもいい加減にしろ!!!」
と、介護福祉士の資格を持つ看護助手さんも含めて、皆ブーイングの大合唱♪私は、食事介助をしながら一人冷やかにニュースを観ながら鼻で笑ってただけだけどね〜。
第一、覚せい剤に手を出すような、薬にだらしが無い人間に介護や看護などの医療業界の仕事なんざ死んでもやって欲しく無い。のりぴーが勤務した病院やら施設から、麻薬や劇薬や睡眠薬や向精神薬が原因不明で紛失したら、一体誰が責任取ると思ってるんだあぁ???バカが!!!誰が雇うかいな。アホらしい。
昨日のスポーツニュースでは、浅田真央選手の会見がほぼどの局でもやっていた。
私も最初は、真央ちゃんがトリプルアクセルジャンプを失敗するのは、真央ちゃんの精神的な問題やら課題やらが大きい、と思っていたのだが、ここ最近は実はそれはかなり大きな考え違いなのではないのか???と思うようになった。
練習ではトリプルアクセルが飛べる、でも本番ではトリプルアクセルが飛べない。精神的緊張が原因ならば、その精神的緊張に対応した対策が取られて然るべきで、あれだけのコーチやらフォロー体制が整備されているのだから、テクニカル・メンテナンスは完ぺきかと思ったのだが、見ている限りどうも不思議。メンタル面が問題ならトリプルアクセルジャンプのどの部分に最も気おくれなり躊躇いが出るのか映像も含めて解析可能だと思うのだが、メンタル面のフォローだけではトリプルアクセルの成功率が上がらないという事は、即ちテクニカル面での問題が存在するという見かたが妥当では無いのか、と私は考える。要するに、メンタル的に弱い部分を補うテクニックに不足している、という事。
歌も似ていると思うのだけれど、苦手な部分、例えば高音域、低音域、アジリダ、ロングブレス、レガートなどはテクニックが苦手なら気力でカバーする部分も大きいし、逆に気持ち的に逃げてしまうなら、苦手な曲やフレーズをカバーする為の技術なりテクニックなりを考えるものである。だから、メンタル的なフォローアップで解決しないならば、それはもう一度テクニカルな基本に戻るべき、というのが常道だと考えるんだけどね。
でも、一番大切な事は、浅田真央選手本人の最優先事項、もっともやりたい事は何なのか、という事だと思う。トリプルアクセルジャンプを成功させる事なのか、今年も世界女王になる事なのか、オリンピックで金メダルを取る事なのか。全ては繋がっているけれども、人間そんなに欲張る事が出来ない事がある。オイシイとこ取りだけでは人生は済まされない。真央ちゃんが一番やりたい事が出来るのが一番いいなあぁ・・・と思う。
そろそろ、リサイタルのプログラムや楽曲解説や歌詞対訳などの制作準備しなくちゃ〜・・・。
来年は、2月末〜3月初めにかけてウィーンに行く予定。早くウィーンのM先生に御連絡しなければっ。