今年一番の大きな出来事は、ウィーンでレッスンを受けられた事。
生まれて初めての海外旅行が、観光では無く声楽のレッスンでウィーンだった事。
これは私の人生に大きな衝撃と豊かな変革をもたらした出来事だった。私自身、非常に変化したと実感している。勿論、現実と向き合わなければならなかったので、色々と辛い事や悲しい事はあったけれど、それでも余りある「幸運」だったと実感している。
ウィーンの空、ウィーンの風、ウィーンの雪、ウィーンの雨、ウィーンの大気、そしてウィーンの音楽。
モーツァルトが、ベートーベンが、シューベルトが、永い音楽の歴史の中で今も生き続け息づいている街。
今迄、日本しか知らなかった私にとって、歌う事の厳しさを最も教えてくれた街、ウィーン。
私が持っているもの、私に足りないもの、私に出来る事、私がやらなければならない事、それをとってもとってもたくさん教えてくれた、ウィーン。
私のウィーンへの挑戦は、永遠に続く。
私が歌い続ける限り、永遠に。
もう一つの大きな出来事は、年に2回もリサイタルを開いた事(笑)
今年の2月、初リサイタルなんて言っていたけれど、リサイタルを2回歌い切った事はとても大きかった。
看護師の仕事をこなしながら、ウィーンへレッスンに行き、年に2度のリサイタル開催。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、流石にハードだったなあぁ(爆死)と、自分自身でも結構呆れているカンジ(苦笑)
2月のドイツリートのリサイタルでは、シューベルトがある程度の形になった事とドイツオペラの勉強に着手出来た事。
今月のヘンデルのリサイタルでは、クレオパトラという大きなレパートリーを獲得出来た事。
何れも、私自身の声楽人生にとって大きな転換期となった事はもはや言うに及ば無い。
バロック音楽の中に一つでも自分自身のレパートリーが存在するという事が、これ程の大きな自信と希望に繋がるものなのか、と喜びで胸が躍る。オペラ全幕通して一つの作品、一つの役柄と向き合い学び歌うという事は、本当のオペラ歌手になるために必須であり、これ程に大きく重要な事であったのだと心から感激し実感した。
リサイタルで歌っていた私は、正にクレオパトラだったと、断言出来る。
ヘンデルのリサイタルは本当に本当に勉強になったし、非常に良い経験になったと思う。
改めて、ヘンデルの音楽の素晴らしさと美しさを実感している。ヘンデルはやはり「音楽の母」であり音楽史上に残る大天才だったんだなあぁ、と思う。
ヘンデルの音楽に出逢い向き合い学び歌う事が出来た事、本当に私自身にとって大きな変革と豊かな実りをもたらしてくれた年だったと、改めて想う。
人との出逢いも大きかった。
私の声と歌の理解者と初めて出逢えた事は、これからの私の声楽人生の中で大きな心の支えとなるだろう。
私の歌声から、青空を感じてくれたこと。
これからも私の歌声を聴いてくれる人に、ずっとずっと心に青空が見えるように歌い続けて行きたい。
いつまでも、私の歌声を聴いてくれるそこに座っている唯一人のために、心から歌える歌手でありたい。
私が伝えられる事を、一つでも多く受け取って欲しい。
そして、一緒に歌い続けて行く事が出来たなら、私の声楽人生にとって、これ以上の幸福は無いと想う。
歌を愛する者同士、共に在る事が出来ますように。
思い起こすと、歌って歌って歌いまくって、それでも目の前には大きな課題ばかり。勉強しても勉強しても、すぐに大きな壁が幾つも立ちはだかり、でもその度にまた勉強出来る事が嬉しくて、歌う事が楽しくて、どんなに辛い事や悲しい事や苦しい事ばかりで心無い人間に出会っても、またいつものスタジオのアップライトピアノの前に座って、泣きながらでも歌い始める自分がいつもそこに有った。
ウィーンのレッスンで歌える事、リサイタルや演奏会で悔い無く歌える事だけを目指しそれを心から望み、たくさんたくさん辛く苦しく悲しい事を乗り越えて来た。
もう、あんまし怖い事は無いのかも知れない。
私は、一人でもちゃんと歌って行ける人間なんだよなあぁって、ちょっとだけ気持ちを強く持つ事が出来るようになった。
それは、きっと私が持っている大きな宝物の一つなんだと思う事が出来るようになった。
来年の目標?????
シューマンのリサイタルを歌い切る事。
クレオパトラを全て勉強する事。
表現のためのコロラトゥーラを勉強する事。
希望としては、来年またウィーンの国立歌劇場前の焼きソーセージ屋さんで、チーズ入りフランクフルトとチョリソーを食べたい。
ウィーン国立歌劇場のラウンジで、キャビアと生ハムのバケットが食べたい。
勿論、シャンパン付きで(笑)
では、このブログを御覧くださった皆様、今年1年大変お世話になりました。
来年もまた、御付き合いくだされば大変嬉しいです。
どうぞ、良い御年を(^^♪
今日は病院で、年越し・・・・・・・・(核爆)
生まれて初めての海外旅行が、観光では無く声楽のレッスンでウィーンだった事。
これは私の人生に大きな衝撃と豊かな変革をもたらした出来事だった。私自身、非常に変化したと実感している。勿論、現実と向き合わなければならなかったので、色々と辛い事や悲しい事はあったけれど、それでも余りある「幸運」だったと実感している。
ウィーンの空、ウィーンの風、ウィーンの雪、ウィーンの雨、ウィーンの大気、そしてウィーンの音楽。
モーツァルトが、ベートーベンが、シューベルトが、永い音楽の歴史の中で今も生き続け息づいている街。
今迄、日本しか知らなかった私にとって、歌う事の厳しさを最も教えてくれた街、ウィーン。
私が持っているもの、私に足りないもの、私に出来る事、私がやらなければならない事、それをとってもとってもたくさん教えてくれた、ウィーン。
私のウィーンへの挑戦は、永遠に続く。
私が歌い続ける限り、永遠に。
もう一つの大きな出来事は、年に2回もリサイタルを開いた事(笑)
今年の2月、初リサイタルなんて言っていたけれど、リサイタルを2回歌い切った事はとても大きかった。
看護師の仕事をこなしながら、ウィーンへレッスンに行き、年に2度のリサイタル開催。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、流石にハードだったなあぁ(爆死)と、自分自身でも結構呆れているカンジ(苦笑)
2月のドイツリートのリサイタルでは、シューベルトがある程度の形になった事とドイツオペラの勉強に着手出来た事。
今月のヘンデルのリサイタルでは、クレオパトラという大きなレパートリーを獲得出来た事。
何れも、私自身の声楽人生にとって大きな転換期となった事はもはや言うに及ば無い。
バロック音楽の中に一つでも自分自身のレパートリーが存在するという事が、これ程の大きな自信と希望に繋がるものなのか、と喜びで胸が躍る。オペラ全幕通して一つの作品、一つの役柄と向き合い学び歌うという事は、本当のオペラ歌手になるために必須であり、これ程に大きく重要な事であったのだと心から感激し実感した。
リサイタルで歌っていた私は、正にクレオパトラだったと、断言出来る。
ヘンデルのリサイタルは本当に本当に勉強になったし、非常に良い経験になったと思う。
改めて、ヘンデルの音楽の素晴らしさと美しさを実感している。ヘンデルはやはり「音楽の母」であり音楽史上に残る大天才だったんだなあぁ、と思う。
ヘンデルの音楽に出逢い向き合い学び歌う事が出来た事、本当に私自身にとって大きな変革と豊かな実りをもたらしてくれた年だったと、改めて想う。
人との出逢いも大きかった。
私の声と歌の理解者と初めて出逢えた事は、これからの私の声楽人生の中で大きな心の支えとなるだろう。
私の歌声から、青空を感じてくれたこと。
これからも私の歌声を聴いてくれる人に、ずっとずっと心に青空が見えるように歌い続けて行きたい。
いつまでも、私の歌声を聴いてくれるそこに座っている唯一人のために、心から歌える歌手でありたい。
私が伝えられる事を、一つでも多く受け取って欲しい。
そして、一緒に歌い続けて行く事が出来たなら、私の声楽人生にとって、これ以上の幸福は無いと想う。
歌を愛する者同士、共に在る事が出来ますように。
思い起こすと、歌って歌って歌いまくって、それでも目の前には大きな課題ばかり。勉強しても勉強しても、すぐに大きな壁が幾つも立ちはだかり、でもその度にまた勉強出来る事が嬉しくて、歌う事が楽しくて、どんなに辛い事や悲しい事や苦しい事ばかりで心無い人間に出会っても、またいつものスタジオのアップライトピアノの前に座って、泣きながらでも歌い始める自分がいつもそこに有った。
ウィーンのレッスンで歌える事、リサイタルや演奏会で悔い無く歌える事だけを目指しそれを心から望み、たくさんたくさん辛く苦しく悲しい事を乗り越えて来た。
もう、あんまし怖い事は無いのかも知れない。
私は、一人でもちゃんと歌って行ける人間なんだよなあぁって、ちょっとだけ気持ちを強く持つ事が出来るようになった。
それは、きっと私が持っている大きな宝物の一つなんだと思う事が出来るようになった。
来年の目標?????
シューマンのリサイタルを歌い切る事。
クレオパトラを全て勉強する事。
表現のためのコロラトゥーラを勉強する事。
希望としては、来年またウィーンの国立歌劇場前の焼きソーセージ屋さんで、チーズ入りフランクフルトとチョリソーを食べたい。
ウィーン国立歌劇場のラウンジで、キャビアと生ハムのバケットが食べたい。
勿論、シャンパン付きで(笑)
では、このブログを御覧くださった皆様、今年1年大変お世話になりました。
来年もまた、御付き合いくだされば大変嬉しいです。
どうぞ、良い御年を(^^♪
今日は病院で、年越し・・・・・・・・(核爆)
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