休日に、午前中に起きられる事は有り得ない。大体にして、夜中眠れない。無理やり夜眠るために結構沢山薬を飲んではいるのだが、ほぼ毎日起きて仕事をしている時間に眠れる筈も無いんだよな、これが(鬱)
今日は、演奏会本番のために纏めて取った休日のツケで連続夜勤の中休み。
4月、5月の勤務なんか、もっともっとヒドい。新年度で退職者がいるのと新人が入職してくるので、夜勤勤務者が大幅不足しているので、私は6日間連続夜勤とゆ〜労働基準法ってなあぁにいいいいいぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜・・・・・?????と絶叫したくなるシフトが数回組まれていた。しかも、日勤の人数が少なくリーダー業務が出来ないスタッフばかりの日は、日勤としても駆り出され・・・・・(滝涙)
親父の借金さえ無けりゃあ、こんな悲惨な状況なんざ、今頃ある筈も無かったのに。
もう、いい加減文句言うのも飽きて来たわ(超呆)
午後2時起床。
今の私の体調では午前中に起床は不可能なので、レッスン及びスタジオ練習は全て午後〜夜間。今日も午後6時〜9時にスタジオ練習。スタジオに行く前にギャラリーカフェに寄って、ウィーン歌曲の楽譜作りを行った。ようやく2曲目の途中まで仕上がった。今月中には3曲とも完成させたい。
所が、今日はギャラリーカフェの絵画教室が開かれていてちょっと場違いな時間に伺ってしまったらしく、凹んだ(自爆)
それでも社長の御厚意で、何とか楽譜作りを途中まで行い、スタジオ練習に向かった。
兎に角今日は、メッチャ寒い。をい、もうすぐ4月なんだけど(怒)今日のスタジオは近所なので多少楽チン♪
もう、バッハとパミーナの演奏会本番は終了したので、これからはヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」のクレオパトラのアリア5曲をメインに練習&レッスンして行く。
しかし、1曲だけミルヒー先生から出されている課題曲がある。モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルデリージのアリア「Come scoglio」である。
本日のスタジオ練習は、クレオパトラのアリア「Non, disperar」と、フィオルデリージのアリア「Come scoglio」の2曲。たった2曲に、3時間の練習(笑)曲数が少ないのは嬉しい事なんだけど、何しろ、フィオルデリージのアリアは、至極半端でない超難曲なので、余程時間をかけて歌い込まなくてはならない。
まず、フォイオルデリージの「Come scoglio」に、2時間。レチタティーヴォに1時間、アリアに1時間。
先日から少しづつ音取りはしているので、今日は短いフレーズを細かく発声とイタリア語を丁寧に時間を掛けて行く。流石に、モーツァルトが嫌いなソプラノに書いたアリアだという定説がある程、本当に激しい難易度のアリア(爆死)
まず、レチタティーヴォの台詞の長い事・・・・・(汗)イタリア語を話せない自分には、無論当然の苦労なんであるが、それでも既にレチタティーヴォだけでも非常に凹む。兎に角、喋らなければならない、しかし、モーツァルトの旋律に即して、怒り、拒絶、侮辱、決意、愛情を、ぜえぇ〜〜〜〜〜んぶ、歌えないとイケないんですねえぇ。だっからモーツァルト、超苦手なんだっての!!!
しかも、レチタティーヴォから既に、1オクターブ以上も音域が動くフレーズが出て来る。これに、ほぼ1時間はゆうに練習時間が必要だ。マジで、早口でイタリア語を喋る事に慣れるだけでも疲労困憊モノ。
後半の1時間は、アリア(爆死)もう最初の出だしのフレーズから、殺人的古典伝統芸術♪♪♪
アリアの楽譜を観ていて思いついた事が、音符のバンジージャンプ(真面目)しかも、所々にアジリダは出て来るし、最高音は3点Cだし。あははははははははははははははははは。こんな時こそ、いっその事「アル中ハイマー」になってしまいたい気持ち的に意気込み満載〜♪
取り敢えず、ワンフレーズづつ丁寧に歌い込んで行く。重要ポイントは、発声、体の開き方、重心の取り方、1オクターブ以上音符が飛ぶ時の上と下のポジショニングを探す事、そしてアジリダの発声方法。これらをきっちり丁寧に一つ一つ確認しながら歌っていたら、ほぼ1時間声出しっ放し。
流石に声帯に疲労感が強くなってしまった。決して喉に力を入れた発声は絶対に出来ない。
幾ら私がアマチュアにしては声帯が強い方だと言ったとしても、喉を、本当に潰しかねない。
アジリダの音程は、不揃い。音域の高低が飛ぶ部分は、低音域の音程がブレる。ちなみにこのフィオルデリージのアリアには、5線の下の音域がバンバン出て来る。最も低い音が、5線の下のA・・・・・(滝汗)
今日は、1フレーズ細切れに歌いながら、発声とポジショニングの確認で練習終了。
最後には、特に重心の掛かる左膝関節が、痛い・・・・・・・・・・。
残りの1時間で、クレオパトラのアリア「Non, disperar」を練習した。クレオパトラのアリア8曲のうち5曲はリサイタル本番に乗せたので、ヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」というオペラへの理解や認識も随分自分自身の中で深く思索出来るようになっているし、何よりもクレオパトラに対する役柄やキャラクターの解釈、特に私独自の解釈も考えられて来ている。だからこのクレオパトラのアリアに関しては、確実で正確な音取りと、強弱のバランス、アジリダの歌い方という課題が既に御約束なので、そこに集中して練習を行った。去年のヘンデルのリサイタルで歌ったアリアとの違いが、やはりクレオパトラの一番最初のアリアで、弟であり夫であるトロメーオを小馬鹿にしているアリアという性格上、もう少し軽めに歌いたいと考えている。特に前半の部分とダ・カーポで装飾音を入れる時。
だが、これは飽くまでも、ミルヒー先生との御相談になってしまうので、レッスンを受けてみないと分からない。ただ今日の練習は、久しぶりのクレオパトラの練習という事もあり、多少力がはいっちゃったかなあぁ・・・というカンジ。ちょっち反省(凹)
今日、久しぶりにミルヒー先生系の練習をがっつりしてみて、改めて考えた事が幾つかあった。
まず、モーツァルト「コジ・ファン・トゥッティ」のフィオルデリージは、明らかにドラマティコやヘルデンに近いソプラノの役である。私自身、決して細い声では無く、ブレスも長く、体格も日本人にしては小さくは無い。だから、日本人の感覚として日本という限定された範囲の中で、ミルヒー先生が私に「Come, scoglio」を勉強するよう勧めてくださった事は大変光栄で大変嬉しく大変有難い事なのである。
第一、ウィーンのN先生は、
「あなたはリリック・ソプラノである。フィオルデリージはドラマティック、ドラべッラはメゾソプラノ、デスピーナはスーブレッド、貴方が歌う役は、ありません」
と、ハッキリバッサリ言われたんだよなあぁ(爆死)
それでも、ミルヒー先生が是非にと勧めてくれたので、私もウィーンから論外との釘を刺されたので、嬉しくて頑張って勉強して歌えるようになりたい、フィオルデリージを歌う機会は今しか無い!!!!!と思い、気張って練習してみたものの、ウィーンのN先生の仰った言葉の意味が、歌って練習してみて初めて、思い知らされたとゆ〜か、改めて自分の声質に於けるレパートリーというものを考えさせられた。
この「Come, scoglio」相当に慎重に歌わないと非常に大きく声帯に負担がかかる。喉を痛めてしまうだろう。
きちんとアリアとして形になるまで、勉強も練習もレッスンも行うが、演奏会本番で歌う事は今の所、全く考えていない。
ウィーンのN先生の仰った事は正しい。N先生の仰った通り、フィオルデリージは、ドラマティック・ソプラノが歌う役である。非常に厳しい現実がそこに存在するという事を、改めて思い知らされた。
さて、日本に本当にドラマティック・ソプラノが、果たしてどれ位存在するのだろうか。
実に楽しいですねえぇ♪
今度から、日本で上演される「コジ・ファン・トゥッティ」のキャスト検索作業でも初めてみようかなあぁ(核爆)
帰宅してから、モンセラ・カバリエの、コヴェント・ガーデン、コリン・デイビスの「コジ・ファン・トゥッティ」を聴いております。はい(笑)
明日は珍しく日勤・病棟課長代理・リーダー業務なので、流石にもう、寝る。
今日は、演奏会本番のために纏めて取った休日のツケで連続夜勤の中休み。
4月、5月の勤務なんか、もっともっとヒドい。新年度で退職者がいるのと新人が入職してくるので、夜勤勤務者が大幅不足しているので、私は6日間連続夜勤とゆ〜労働基準法ってなあぁにいいいいいぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜・・・・・?????と絶叫したくなるシフトが数回組まれていた。しかも、日勤の人数が少なくリーダー業務が出来ないスタッフばかりの日は、日勤としても駆り出され・・・・・(滝涙)
親父の借金さえ無けりゃあ、こんな悲惨な状況なんざ、今頃ある筈も無かったのに。
もう、いい加減文句言うのも飽きて来たわ(超呆)
午後2時起床。
今の私の体調では午前中に起床は不可能なので、レッスン及びスタジオ練習は全て午後〜夜間。今日も午後6時〜9時にスタジオ練習。スタジオに行く前にギャラリーカフェに寄って、ウィーン歌曲の楽譜作りを行った。ようやく2曲目の途中まで仕上がった。今月中には3曲とも完成させたい。
所が、今日はギャラリーカフェの絵画教室が開かれていてちょっと場違いな時間に伺ってしまったらしく、凹んだ(自爆)
それでも社長の御厚意で、何とか楽譜作りを途中まで行い、スタジオ練習に向かった。
兎に角今日は、メッチャ寒い。をい、もうすぐ4月なんだけど(怒)今日のスタジオは近所なので多少楽チン♪
もう、バッハとパミーナの演奏会本番は終了したので、これからはヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」のクレオパトラのアリア5曲をメインに練習&レッスンして行く。
しかし、1曲だけミルヒー先生から出されている課題曲がある。モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルデリージのアリア「Come scoglio」である。
本日のスタジオ練習は、クレオパトラのアリア「Non, disperar」と、フィオルデリージのアリア「Come scoglio」の2曲。たった2曲に、3時間の練習(笑)曲数が少ないのは嬉しい事なんだけど、何しろ、フィオルデリージのアリアは、至極半端でない超難曲なので、余程時間をかけて歌い込まなくてはならない。
まず、フォイオルデリージの「Come scoglio」に、2時間。レチタティーヴォに1時間、アリアに1時間。
先日から少しづつ音取りはしているので、今日は短いフレーズを細かく発声とイタリア語を丁寧に時間を掛けて行く。流石に、モーツァルトが嫌いなソプラノに書いたアリアだという定説がある程、本当に激しい難易度のアリア(爆死)
まず、レチタティーヴォの台詞の長い事・・・・・(汗)イタリア語を話せない自分には、無論当然の苦労なんであるが、それでも既にレチタティーヴォだけでも非常に凹む。兎に角、喋らなければならない、しかし、モーツァルトの旋律に即して、怒り、拒絶、侮辱、決意、愛情を、ぜえぇ〜〜〜〜〜んぶ、歌えないとイケないんですねえぇ。だっからモーツァルト、超苦手なんだっての!!!
しかも、レチタティーヴォから既に、1オクターブ以上も音域が動くフレーズが出て来る。これに、ほぼ1時間はゆうに練習時間が必要だ。マジで、早口でイタリア語を喋る事に慣れるだけでも疲労困憊モノ。
後半の1時間は、アリア(爆死)もう最初の出だしのフレーズから、殺人的古典伝統芸術♪♪♪
アリアの楽譜を観ていて思いついた事が、音符のバンジージャンプ(真面目)しかも、所々にアジリダは出て来るし、最高音は3点Cだし。あははははははははははははははははは。こんな時こそ、いっその事「アル中ハイマー」になってしまいたい気持ち的に意気込み満載〜♪
取り敢えず、ワンフレーズづつ丁寧に歌い込んで行く。重要ポイントは、発声、体の開き方、重心の取り方、1オクターブ以上音符が飛ぶ時の上と下のポジショニングを探す事、そしてアジリダの発声方法。これらをきっちり丁寧に一つ一つ確認しながら歌っていたら、ほぼ1時間声出しっ放し。
流石に声帯に疲労感が強くなってしまった。決して喉に力を入れた発声は絶対に出来ない。
幾ら私がアマチュアにしては声帯が強い方だと言ったとしても、喉を、本当に潰しかねない。
アジリダの音程は、不揃い。音域の高低が飛ぶ部分は、低音域の音程がブレる。ちなみにこのフィオルデリージのアリアには、5線の下の音域がバンバン出て来る。最も低い音が、5線の下のA・・・・・(滝汗)
今日は、1フレーズ細切れに歌いながら、発声とポジショニングの確認で練習終了。
最後には、特に重心の掛かる左膝関節が、痛い・・・・・・・・・・。
残りの1時間で、クレオパトラのアリア「Non, disperar」を練習した。クレオパトラのアリア8曲のうち5曲はリサイタル本番に乗せたので、ヘンデル「エジプトのジュリアス・シーザー」というオペラへの理解や認識も随分自分自身の中で深く思索出来るようになっているし、何よりもクレオパトラに対する役柄やキャラクターの解釈、特に私独自の解釈も考えられて来ている。だからこのクレオパトラのアリアに関しては、確実で正確な音取りと、強弱のバランス、アジリダの歌い方という課題が既に御約束なので、そこに集中して練習を行った。去年のヘンデルのリサイタルで歌ったアリアとの違いが、やはりクレオパトラの一番最初のアリアで、弟であり夫であるトロメーオを小馬鹿にしているアリアという性格上、もう少し軽めに歌いたいと考えている。特に前半の部分とダ・カーポで装飾音を入れる時。
だが、これは飽くまでも、ミルヒー先生との御相談になってしまうので、レッスンを受けてみないと分からない。ただ今日の練習は、久しぶりのクレオパトラの練習という事もあり、多少力がはいっちゃったかなあぁ・・・というカンジ。ちょっち反省(凹)
今日、久しぶりにミルヒー先生系の練習をがっつりしてみて、改めて考えた事が幾つかあった。
まず、モーツァルト「コジ・ファン・トゥッティ」のフィオルデリージは、明らかにドラマティコやヘルデンに近いソプラノの役である。私自身、決して細い声では無く、ブレスも長く、体格も日本人にしては小さくは無い。だから、日本人の感覚として日本という限定された範囲の中で、ミルヒー先生が私に「Come, scoglio」を勉強するよう勧めてくださった事は大変光栄で大変嬉しく大変有難い事なのである。
第一、ウィーンのN先生は、
「あなたはリリック・ソプラノである。フィオルデリージはドラマティック、ドラべッラはメゾソプラノ、デスピーナはスーブレッド、貴方が歌う役は、ありません」
と、ハッキリバッサリ言われたんだよなあぁ(爆死)
それでも、ミルヒー先生が是非にと勧めてくれたので、私もウィーンから論外との釘を刺されたので、嬉しくて頑張って勉強して歌えるようになりたい、フィオルデリージを歌う機会は今しか無い!!!!!と思い、気張って練習してみたものの、ウィーンのN先生の仰った言葉の意味が、歌って練習してみて初めて、思い知らされたとゆ〜か、改めて自分の声質に於けるレパートリーというものを考えさせられた。
この「Come, scoglio」相当に慎重に歌わないと非常に大きく声帯に負担がかかる。喉を痛めてしまうだろう。
きちんとアリアとして形になるまで、勉強も練習もレッスンも行うが、演奏会本番で歌う事は今の所、全く考えていない。
ウィーンのN先生の仰った事は正しい。N先生の仰った通り、フィオルデリージは、ドラマティック・ソプラノが歌う役である。非常に厳しい現実がそこに存在するという事を、改めて思い知らされた。
さて、日本に本当にドラマティック・ソプラノが、果たしてどれ位存在するのだろうか。
実に楽しいですねえぇ♪
今度から、日本で上演される「コジ・ファン・トゥッティ」のキャスト検索作業でも初めてみようかなあぁ(核爆)
帰宅してから、モンセラ・カバリエの、コヴェント・ガーデン、コリン・デイビスの「コジ・ファン・トゥッティ」を聴いております。はい(笑)
明日は珍しく日勤・病棟課長代理・リーダー業務なので、流石にもう、寝る。