今年6月にベッリーニ歌曲とヴェルディオペラアリアの演奏会を千葉と川崎で連チャンでこなしたのだが、予想以上に聴き手の反応が良かった。川崎での本番ではピアニストも新しい先生にお願いした事や、以前のピアニストと一悶着あったので余計に気合いが入ったせいもあり(この件は後日ここに書くが)、新しい男性ピアニストの先生に本番の打ち上げで言われた。
「来年はestranoとcaro nomeがいいんじゃない?」・・・・・。まじかいな、と大汗かきながらドン引きしたのだが、ピアニスト先生いわく、
「今のうちに勉強しとかないと、年とるともっと大変になるよ〜」
・・・・・。絶句。確かに今年「Addio del passato」歌ってまずまずの反応ではあったが、譜読みだけでも泣きが入ってる上に、私の声でジルダ歌ったって、可愛くない。もし私が観客なら「お前のジルダは、お腹一杯ごっそ〜さん」と思う。流石にミルヒー先生にも、
「estranoはいいけどcaro nome本番で歌うのはど〜かな〜(滝汗)勉強になるからレッスンは構わないけど」
とコメントされ、溜息と共に譜読みを開始した。
男性ピアニストの先生が以前コレペティをやった事があると言っていたので、自分もヴェルディのオペラアリアの勉強を本格的に始めた事だし、
そろそろオペラ全幕通して勉強したいと考えてた。目標はヴェルディ「Aida」家にはAidaのCD全曲盤が4種類、DVDが4種類ある!是非やるぞ〜と思いピアニストの先生に連絡したら一言、
「コレペティやった事あるのは、椿姫だけ〜」
・・・・・。とゆ〜経緯で「La traviata」全幕勉強開始の運びとなりました。取り敢えずCD全曲盤3種類とDVD1種類あるので、ヒマさえあればDVDを見ている所である。このヴィッオレッタを全部歌うのかよ〜・・・と思うと気が遠くなるし、大体にしてキャラが違い過ぎる・・・のだが、言い訳してる場合でもないので、少しづ〜つ勉強中である。
男性ピアニスト先生は、もしかすると『オクレール先生』?かと少し寒い今日この頃。
でもま、イタリアオペラ、しかもヴェルディ歌うのにソプラノがヴィオレッタ歌えないってのも如何なものか?とも考えるし。今現在、一番張り切ってるのはミルヒー先生かも知れないなあぁ・・・・・と考えながら、休日は全てスタジオに3時間お篭り状態が続く日々であります。
要するに「La Traviata」を勉強する事は、神様のお告げと信じる事にしました。
合掌。