最近、体も心も脳味噌も死にかけている位疲れているので、気分転換したいと思った。
去年、千葉でヴェルディを歌った演奏会。声楽は私だけで後はピアノの連弾という極めて珍しい演奏会を毎年行っている。仲間由紀江似のピアニストが中心となってピアノ連弾サークル「タンドレス・アンサンブル」を開催しているのだが、去年は流石に「のだめカンタービレ」の影響もあってか(?)2台のピアノでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏していた。ハナシの発端はその演奏会でラフマニノフを演奏する時に着たドレスの色からだった。
ラフマニノフを弾かないピアニストが、
「やっぱりラフマニノフのイメージって言ったら《青》よね〜」
との仰せだったのだが、仲間由紀江似のピアニストはブルーグリーンのドレス、もう一人のピアニストさんはオレンジのドレス(笑)こんな話題で盛り上がれるのはやはり女性集団ならではか?(爆)と少しウケた。
そうか〜、ピアニストから見るとラフマニノフは青なのか〜と致く感心したので、自分でも作曲家の色のイメージを考えてみよう!と突然思い立ったのであった。
これに関してはかの「のだめカンタービレ」で、のだめのコメントが出て来ている。
のだめは、
「モーツァルトはピンク」(松田聖子か!)
「ショパンは白」
と述べている。モーツァルトの《ピンク》は、文句無しの座布団100枚(激爆)とかなり納得したが、《白》に関しては私のイメージとはかなり違った。私自身ショパンを演奏する機会が無いもんで(当たり前)ショパンの色のイメージはつかないのだが、私にとっての《白》はバッハである。理由は、私の実家は青森なんだけど、冬の寒い朝雪が降り積もる雪を眺めながら、今は亡き妹と学校をサボってバッハのオルガン曲やチェンバロ曲を聴いた懐かしい思い出があるのだ。だから、のだめカンタービレ19巻でターニャがコンクールの一次予選で弾いたバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻22番を聴いていたフランクが、
「ターニャ、ロシアの雪が見えるよ」
というくだりは正に私にとってはこれ以上無い表現だったので、とても懐かしく嬉しく悲しく寂しい場面だった。バッハを聴くと、青森の雪を思い出す。という事で私のイメージでバッハは《白》なのだが、これには後日談がある。
2月にリサイタルで伴奏をして下さるピアニストに出会った時、私がリヒテルのバッハを聴いているという話をした時に、ピアニストが私に言った言葉があった。