先日、ウィーン帰国後初めてミルヒー先生のレッスンがあった。ちなみに諸事情からミルヒー先生は私がウィーンに行った事は御存知無い(笑)
ウィーン帰国後ヘンデルのリサイタルのために自己練習を再開した時、かなり発声が改善されたと自分自身認識出来るくらいだったので、これは年末のヘンデルのリサイタルも何とか行けるんじゃないだろうか???とかなり自分的にも頑張る気満々でミルヒーのレッスンに行った。「相変わらず月の半分が夜勤なんですうぅ〜(涙)」とか何とか言いながらも、発声練習開始。ミルヒー先生も少し驚いた様子で、
『いいじゃない、いいじゃない、夜勤で疲れてるのに随分いいわよ!』
との仰せだった。やっぱりウィーンの影響はデカいな〜♪とか考えてると、ミルヒーには珍しくハイCまで発声された。私は自己練習での発声練習は20〜30分の時間はかけるけど、余り高音域は出さない。逆に低音域中心に発声練習する。理由は声帯に余り負荷をかけないためだ。自己練習の時間は平均3〜4時間。高音域ばかり発声してたら声帯がもたない。珍しく超高音域まで発声されたのだがミルヒー先生は私の高音域のパワーに御不満らしく、私が「普段自分で練習する時はこんなに高音は出さない」
と話すと、
『自分が歌う曲の最高音の2〜3つくらい高い音は普段から出す練習をしなきゃ駄目よ』
と仰せになった。こんな事を指摘されたのは初めてだ。今まで中低音域は散々直されて来たのだが、高音域に関してのコメントはお初に近い(滝汗)一体どうしたんだ〜ミルヒー先生!!!
とか言いながらヘンデルのアリアの練習に入った。まずは低声用に変えるよう要請された【リナルド】のアリア〔私を泣かせて下さい〕から。原曲はホントに綺麗なソプラノが歌ってるのにな〜・・・これでいいのかな〜・・・(超苦笑)とか思いながら歌った。メゾソプラノどころかコントラルト並に低いのでかなり歌うのは楽じゃないのだが、ヘンデルのオペラアリア10曲歌うリサイタルで最初から全力投球していたら、まず1時間はもたない。ウィーンでもM先生から『中低音域が良く出る』と言われたのだから、これくらいは歌ってみせる!という心意気はある。取り敢えず、この曲を低音で歌う事にもう少し慣れるという事で一段落した。【アルチーナ】のアリアと【セルセ】のアリア〔懐かしい木陰よ〕は、かなり良い方向性に来たと言われた。無論、何度か演奏会本番には乗せた事はあるが、やはりウィーンでレッスンを受けた発声のお陰か?