7月には千葉でシューベルト4曲の演奏会と12月にはヘンデルのオペラアリア9曲のリサイタルが控えている。それでなくても昨日の演奏会でシューベルト【トゥーレの王】の課題が露呈した形となった。ここで今歌えなくなるような事になる訳にはいかない。暫くモーツァルトの勉強を再開する時期について見合わせる事も必要かも知れないと思った。もともとパミーナをどう歌って良いのか解らなかった上に今回余計に混乱してしまった感がある。期限付きの苦しみならば耐える事も可能だろうが、この件に関しては何処に出口があるのか見当すらつかない状況である。パミーナを勉強する気持ちはあるが、これ程までに根強い違和感、しかも自他共に根着いてしまっている認識を一体どうしたら自分自身克服出来るのだろうか。確かに、例え演奏会で歌う事が無くてもワーグナーの勉強を諦めないと決めた時も自分自身の気持ちに踏ん切りが付いて開き直る事が出来るまでに相当苦しんだ。
開き直る、という事は存外難しく厳しい事なんだと改めて認識した。こんな苦しみは期限付きにして貰いたいものだな、と改めて思い直した。演奏する人間の孤独な闘いのモノローグ(笑)