晴れの日はANDANTE

私のライフワークである歌曲やオペラ、日々の練習やレッスンについて、気ままに綴っていきます。

ドイツ歌曲

【こびと】の転調vol.33

今回ウィーンのレッスンに持って行く曲としてシューベルトの【こびと】を選んだ事は、初リサイタルを終えた私自身にとって次の課題への限り無く不可能とも考えられるチャレンジの一つである。今回のウィーンでのレッスンにシューベルト【こびと】を持って行きたい意思は既に谷岡先生にお伝えした。しかし谷岡先生から返って来た言葉は、
『あなたが今後歌っていくシューベルト歌曲の方向性の一つとしてね』
だった。それは自分でも十二分に分かっているつもりだ。果たして【こびと】をウィーンにレッスンに持って行った所で結果は知れている。無論評価なぞして貰える筈も無い。第一まともにレッスンも受けていない、演奏会本番にも乗せていない、それ以前の問題で私は【こびと】を歌える声は持っていないのかも知れない。その可能性も充分に考えてそれでも尚諦め切れずに【こびと】を歌えるようになりたい。例えどんなに高い壁でも困難な試練でも不可能な希望でも私は決して諦めたく無い。私はジェシー・ノーマンと握手した時あの両手に約束した。カラヤンがザルツブルグでキスした両手に。何があっても決して歌う事を諦めない。それ程にノーマンの歌声は美しく、ノーマンの【こびと】も美しいから。続きを読む

【こびと】の転調vol.23

【こびと】は【魔王】や【死と乙女】同様バラード形式。歌手は語り手・こびと・王妃の3役を歌い分けこなさなければならない。更にこびと役と王妃役の声の音域がバリトンとソプラノ程ある。加えてシューベルト御家芸の転調が目まぐるしく繰り返される。
この【こびと】の楽譜は譜面はC表記(7音のドから始まる)なのだが、曲そのものが演じる語り手・王妃・こびとのパートに変わる度に曲が転調するので音符にやたらと♯や♭が沢山ついているので譜読みが大変である。特に伴奏譜は大変(苦笑)無論、歌も例え1小節でも転調の前奏部分があるにせよ音を追い掛けるだけでも大変な作業である。【こびと】全部丸々1曲耳と体と頭で覚えきらなければ歌う事は難しい。しかも3役歌い分けなければならない。
私は【こびと】を歌う練習をし始めた時に転調について行くのが精一杯で役柄まで歌い分ける事は不可能だった。無駄な力は入るし声の響きは不安定になるし。一体どうやって勉強したり歌ったりしたら良いのか皆目見当が付かなくなり困惑した。そこで一つ思いついた事が、私は【こびと】の転調をやその法則性を全く理解認識出来ていないではないか、転調に法則性が存在するのではないのか?と真剣に考えた。続きを読む

【こびと】の転調vol.13

今日は18日振りの日勤だった。最近昼夜逆転の生活を強いられて来たので久々の昼間の仕事はカンペキに目の焦点が合って無かった気がする。それでも笑顔で98歳のおばあちゃんを持ち上げる辺り看護師としてはまあまあかなぁ(爆死)と思う。
さて、いよいよウィーン行きまで1ヶ月を切った。昨日は何とかヘンデル・プログラムの先も見えたし、ヘンデルに関しては余り多くの課題では無くて少ない課題だが修正が難しいという事をミルヒー先生から指摘されたので後は時間をかけて課題に取り組む予定。で、来月ウィーンに持って行く予定のレッスン曲に取り掛からなければならない。先日リサイタルで歌ったベートーベンとシューベルト以外に、私が涙が出る程苦手なモーツァルトのドイツ歌曲2曲と新たにシューベルトの歌曲1曲をウィーンのレッスンに持って行く。早急に譜読みを再開しなければならないのだが、休日は来月まで無いので今は楽譜のチェックと有名歌手の演奏を聞くしか無い。ウィーンに持って行くレッスン曲は、モーツァルト【菫】【ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時】、シューベルト【こびと】である。私はモーツァルトに対する苦手意識が超強力なので、レッスンを受ける必要性がかなり大きい。続きを読む

本日のレッスンvol.23

こういう話は教えて貰わないとさっぱり訳ワカメ(苦笑)なるほどな〜と関心したが、自分がグレートヒェンを歌えるようになるためにはどんな勉強やら努力をしなきゃならんのかはさっぱり解らんが。谷岡先生が、
『あなたも、もしウィーンでレッスンを受けた先生が気に入ったら、自分の声にどんな曲が合うのか聞いてみたら?シューベルトが合うのかシューマンが合うのか、合うとしたらどんな曲が合うのか。勿論先生にもよるから絶対では無いし、他の意見もあると思うんだけどね。』
ををっ!!これは良い質問だなあぁ〜と感動した。そういう事を本場現地人に聞けるなんざそうザラには無い話だ(爆)自分の好きな曲が本当に自分の声質に合っているのか、自分の声質はどんな曲に合っているのか、いつも私自身が一番こだわっている超大切な問題である。これだけでもウィーンに行く楽しみが数段増えたと言うものだ♪それにしても、オランピアや夜の女王やツェルビネッタ役はヨーロッパでは不思議ちゃん系なのか〜・・・と考えると改めて大爆笑。もしウィーンでこんな話をさせて頂けるなら、例え少しでも構わないので聞いてきたいなあぁと考えている。東洋と西欧の文化と認識の違いを改めて認識した次第である。続きを読む

本日のレッスンvol.13

今日は久々に谷岡先生のレッスンだった。最近は本番続きでハリセン先生共々お忙しい。まずウィーンのセミナーのその後の経過から話が始まった。ウィーンのセミナーに関して全然連絡が無いという事で再度谷岡先生が確認して下さるとの事。最初はセミナー参加という形でウィーンに行く予定だったが初リサイタル開催もほぼ決まり、例えセミナーがあろうと無かろうと必ずウィーンに行くと既に心は固まっている。そこで、どちらかと言うと個人でウィーンに行く筋で確認を取って頂く事で話を進めた。出来れば3回くらいはレッスンを受けたい事、ウィーンのシューベルト協会の教授のレッスン料、ピアニストに支払う費用、通訳に支払う費用など。セミナーの有無に拘わらず、渡航や滞在に関しては全て自力で調整しなければならない。でも、金融危機で円高・ユーロが下がったからヨーロッパ行きはかなり助かる。金融関係者や輸出関連企業には申し訳無いが、暫くの間は続いて欲しいのおぉ〜(苦笑)
その後ウィーンでのレッスンの様子などの話になった。谷岡先生も現在グレートヒェンを封印していて40歳代のうちには歌いたいと考えていると以前聞いたのだが、その経緯を今日詳しく説明してくれた。続きを読む
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